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飲酒発覚の奈良・山辺高 選手権出場を発表 当該生徒の出場は今後判断

[ 2020年12月11日 16:27 ]

会見を実施する(左から)ボスコヴィラサッカーアカデミーの播摩稔GM、県教育委員会教育長の吉田育弘氏、山辺高の吉岡敏之校長
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 2年生部員10人による飲酒が発覚した奈良県立山辺高校は11日、奈良県庁で記者会見を開き、出場が決まっている全国高校サッカー選手権大会に従来通り、出場する意向を示した。飲酒をした当該生徒の出場については、特別指導を終えた生徒の状況の見極めを奈良県教育委員会教育次長および学校長にて行い、その上で判断される。

 出場を辞退しないという判断に至ったことについて、山辺高の吉岡敏之校長は「今回の事案は私の認識の甘さによるもの。このことで子どもたちの出場機会を失ってはいけないと思います」と語った。

 2年生部員10人が今年9月に寮内で飲酒していたことを8日に奈良県教育委員会が発表。11月末から複数回の情報提供があり、学校が今月4日に全部員約40人に確認し、うち10人が飲酒を認めた。この中には県予選で出場した選手も含まれていた。

 山辺高校サッカー部を管理運営するのが、ボスコヴィラサッカーアカデミー。サッカー部と、部員が生活する寮の管理運営をしている。廃校となった小学校をリノベーションした寮で生活している。 

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2020年12月11日のニュース